2011年3月30日水曜日

投資に役立つオススメ本

3/30(水) 日経平均株価 9,708円で終了!  前日比249円高

 ありゃりゃ、9,500円付近でもみ合う展開と予想していたのだが、ここまで強いとは・・・うれしい誤算である。朝方の買い一巡後は、日経平均株価は9500円を挟んでの上下合わせて60円程度のレンジ内の動きで推移していたが、前引けにかけ、円安が進むと先物主導に株価指数は上伸した。
 後場も前引け間際の地合いを引き継ぎ、大引けにかけ上げ幅を拡大した。株式の取引時間中に円安(83円前後)が進んだことから日本株を押し上げた。上海市場を除き、香港、シンガポール、韓国、台湾などアジア各株式市場が堅調展開となっていることも日本株の支援材料となった。
 しかし、このまますんなりと1万円台に乗せるとは思えないので、ここからが正念場となりそうだ。いよいよ4/1の経済指標(日銀短観・米雇用統計等)の発表が重要となりそうだ。


   現在の投資状況  資産合計 343,922円   (54,078円の含み損)


 さて、今回は株式投資を行う上で参考になりそうな本を紹介したい! 以前から注目度の高い「行動ファイナンス」等について記載のある下記の3冊である。特にウォール街のランダム・ウォーカーの投資家心理の部分についての記述が興味深い!!


目次
第1部 株式と価値(株式投資の二大流派/市場の狂気/株価はこうして作られる/史上最大のバブル-インターネット・サーフィン)
第2部 プロの投資家の成績表(株価分析の二つの手法/テクニカル戦略は儲かるか/ファンダメンタル主義者のお手並み拝見)
第3部 新しい投資テクノロジー(新しいジョギング・シューズ-現代ポートフォリオ理論/リスクをとってリターンを高める行動ファイナンス学派の新たな挑戦/効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか)/
第4部 ウォール街の歩き方の手引(インフレと金融資産のリターン/投資家のライフサイクルと投資戦略/ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ)







             
                       【内容情報】
私たちは常日頃、さまざまな意思決定をしながら生活している。その意思決定に無意識のうちに影響を与えているのがさまざまなバイアス(判断の偏り)であり、時として最適と思われる選択が思わぬミスにつながることもしばしばある。本書では、このような判断の誤りを抑えるための手段としての行動ファイナンスについて解説。投資のみならず、買い物やギャンブルなど、日常の意思決定の質を向上させる1冊。

【目次】
基礎編 投資家心理(意思決定で選択に影響するバイアス(フレーム・損失回避・反転効果/損失を怖れる/リスクを求める ほか)/因果関係と確からしさの判断および信念形成のバイアス(因果関係の判断とヒューリスティック/確率認識の歪み/自信過剰と自己正当化 ほか))/応用編(戦略とプランニング(投資戦略への応用/新型金融商品の損得勘定/ライフサイクル投資))






【内容情報】
完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をする─これが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安い店を知って後悔する。正しい判断がいつも実行できるわけではなく、禁煙やダイエットも失敗しがちだ。本書は、このような人間の特性に即した「行動経済学」を経済学史の中に位置づけ直し、その理論、可能性を詳しく紹介する。

【目次】
第1章  行動経済学とはなにか
第2章  時間上の選択/第3章 不確実性下の選択/第4章 アディクション/第5章 ゲーム理論と利他性/第6章 行動経済学の挑戦

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