3/4(金) 日経平均株価 10,693円で終了! 前日比107円高
昨晩のダウ上昇の影響で朝方は買われたが、さすがに後場に入り上げ幅縮小した。 それでも107高で終了ということで、週末とはいえ結構強かった。米株上昇の要因となった週間新規失業保険申請件数は前週比2万件減の36万件と、2008年5月末以来の低水準にまで改善した。
それにしても今週は、
2/28 97高 ↑
3/01 129高 ↑
3/02 261安 ↓
3/03 93高 ↑
3/04 107高 ↑
2日で200円上げて、1日で260円下げ、また2日で200円上げるとは。なんという相場だ。本当に注意して取引しないと振るい落とされる。まあ権謀術数渦巻くこの世界だから仕方ないことだが・・・。
さて、今夜の米雇用統計、来週のSQどういう展開になるか楽しみである。
ところで、本日は私が現在取引をしている日経225先物について説明したい。
日経225先物取引とは、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪証券取引所等に上場されている。TOPIX先物取引、日経225オプション取引と並んで、日本を代表する株価指数を原資産とするデリバティブ取引であり、取引単位は指数の1000倍となっている。。
通常、株式を購入する場合にはその銘柄の売買価格(参考 3/3現在、ソフトバンクを購入するには、340,000円)の資金が必要であるが、日経225先物の場合には、一定額の証拠金を入れることにより取引が可能となる。。この証拠金はSPAN証拠金といわれる計算方法で算出され、大阪証券取引所から毎週発表される。ちなみに現在の必要証拠金は300,000円程度で日経平均株価10,580円×1,000=10,580,000円の取引が行える。レバレッジは約35倍となっている。また、日経225先物miniはその10分の1の取引なので、30,000円の証拠金で1,058,000円の取引を行っていることになる。また、通常の日経225先物のことを「ラージ」、日経225先物miniを「スモール」と呼ぶこともある。
日経225先物の注意点として、証拠金取引のため損失が拡大すれば、追加の証拠金(追証-おいしょう)が必要となる。また、取引の期限があって、3月,6月,9月,12月の第二金曜日が満期日(SQ)に設定されており、これらを限月(げんげつ)取引という。
よくニュースなどで「先物主導で買われ(売られ)…」というのはこれら一連の取引による現象を表したものである。
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