2011年3月31日木曜日

NYダウ強し!

3/31(木) 日経平均株価 9,755円で終了!  前日比46円高

 昨夜のNYダウは71ドル高で、東日本大震災前の水準まで戻してきた。一方の日経平均株価については、為替が円安方向に向かっていることもあり、上昇基調にあるものの小幅高に留り、震災前の10,500円付近まで乖離している。
 原発問題が一向に収束する気配をみせず、次々に基準値を超える放射能を観測などの報道があり、事態の解決は長期化するおそれがあるため、大幅な上昇は期待できない。フランスの原発会社が前面支援するとのことであるが、ここは原発先進国のフランスに支援を求めて早期に収束をはかってもらいたいところである。いよいよ明日から新年度相場入りとなるため、まずは節目の1万円を目指してもらいたい!


    現在の投資状況  資産合計 343,922円   (52,078円の含み損)

2011年3月30日水曜日

投資に役立つオススメ本

3/30(水) 日経平均株価 9,708円で終了!  前日比249円高

 ありゃりゃ、9,500円付近でもみ合う展開と予想していたのだが、ここまで強いとは・・・うれしい誤算である。朝方の買い一巡後は、日経平均株価は9500円を挟んでの上下合わせて60円程度のレンジ内の動きで推移していたが、前引けにかけ、円安が進むと先物主導に株価指数は上伸した。
 後場も前引け間際の地合いを引き継ぎ、大引けにかけ上げ幅を拡大した。株式の取引時間中に円安(83円前後)が進んだことから日本株を押し上げた。上海市場を除き、香港、シンガポール、韓国、台湾などアジア各株式市場が堅調展開となっていることも日本株の支援材料となった。
 しかし、このまますんなりと1万円台に乗せるとは思えないので、ここからが正念場となりそうだ。いよいよ4/1の経済指標(日銀短観・米雇用統計等)の発表が重要となりそうだ。


   現在の投資状況  資産合計 343,922円   (54,078円の含み損)


 さて、今回は株式投資を行う上で参考になりそうな本を紹介したい! 以前から注目度の高い「行動ファイナンス」等について記載のある下記の3冊である。特にウォール街のランダム・ウォーカーの投資家心理の部分についての記述が興味深い!!


目次
第1部 株式と価値(株式投資の二大流派/市場の狂気/株価はこうして作られる/史上最大のバブル-インターネット・サーフィン)
第2部 プロの投資家の成績表(株価分析の二つの手法/テクニカル戦略は儲かるか/ファンダメンタル主義者のお手並み拝見)
第3部 新しい投資テクノロジー(新しいジョギング・シューズ-現代ポートフォリオ理論/リスクをとってリターンを高める行動ファイナンス学派の新たな挑戦/効率的市場理論に対する攻撃はなぜ的外れなのか)/
第4部 ウォール街の歩き方の手引(インフレと金融資産のリターン/投資家のライフサイクルと投資戦略/ウォール街に打ち勝つための三つのアプローチ)







             
                       【内容情報】
私たちは常日頃、さまざまな意思決定をしながら生活している。その意思決定に無意識のうちに影響を与えているのがさまざまなバイアス(判断の偏り)であり、時として最適と思われる選択が思わぬミスにつながることもしばしばある。本書では、このような判断の誤りを抑えるための手段としての行動ファイナンスについて解説。投資のみならず、買い物やギャンブルなど、日常の意思決定の質を向上させる1冊。

【目次】
基礎編 投資家心理(意思決定で選択に影響するバイアス(フレーム・損失回避・反転効果/損失を怖れる/リスクを求める ほか)/因果関係と確からしさの判断および信念形成のバイアス(因果関係の判断とヒューリスティック/確率認識の歪み/自信過剰と自己正当化 ほか))/応用編(戦略とプランニング(投資戦略への応用/新型金融商品の損得勘定/ライフサイクル投資))






【内容情報】
完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をする─これが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安い店を知って後悔する。正しい判断がいつも実行できるわけではなく、禁煙やダイエットも失敗しがちだ。本書は、このような人間の特性に即した「行動経済学」を経済学史の中に位置づけ直し、その理論、可能性を詳しく紹介する。

【目次】
第1章  行動経済学とはなにか
第2章  時間上の選択/第3章 不確実性下の選択/第4章 アディクション/第5章 ゲーム理論と利他性/第6章 行動経済学の挑戦

2011年3月29日火曜日

配当落ち

 3/29(火) 日経平均株価 9,459円で終了! 19円安

 本日は配当落ち※ということもあり、軟調なスタートとなったが、引けにかけて値を戻してくる展開となった。4/1の経済指標(日銀短観、米雇用統計等)の発表までは動きづらいこともあり、数日は9,500円前後でのもみ合いの展開となるかもしれない。
 ところで、東京電力(9501)が一時国有化とのうわさがあり、ストップ安となった。原発の被害状況や計画停電による影響、その他被災者への損害賠償等を考えれば可能性としては十分あり得るため、数日はストップ安となることも考えられる。最近はほとんど、相場に好材料がないので、ここら辺りでサプライズがほしいところだが・・・。


     現在の投資状況  資産合計 343,922円   (102,078円の含み損)


※配当落ちとは、配当を受ける権利がある特定の日(権利確定日の翌営業日)をもってなくなること。

2011年3月28日月曜日

PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)

3/28(月) 日経平均株価 9,478円で終了! 前日比 57円安

 本日は一時9,500円半ばまで値上がりしたが押し戻され、57円安の小幅な値動きで終えた。本日は3月期決算銘柄の権利付け売買最終日だったので、もう少し値上がりを期待したのだが・・・。
 原発問題が収束する気配が見えない状況で、買いを入れるのはなかなか難しいのだろう。外国人は買い、個人投資家はは売りという構図だ。暴落により日本株は割安と判断した外国人は買いに回っている。本当に「したたか」な人達である。
 PER、PBR※も割安になっている銘柄も数多くあるので、長期的にみて値上がりを期待できるため、ここは拾っておいてもいいかもしれない。


   現在の投資状況  資産合計 343,922円   (116,078円の含み損)


PER・・・株価収益率のことで、「会社の利益と株価の関係」を表していて割安性を測る。一般的に、
     PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえる。業種によ
     っても異なるが、一般的に15倍程度、10倍以下であれば割安といえるだろう。

                                株価収益率 = 株価 ÷ 一株当たり当期純利益


PBR・・・株価純資産倍率のことで、株価を1株あたりの純資産で割った値のことを指す。株価が1株
     あたりの純資産額の何倍で買われているのかを表す。市場がその企業の資本効率をどの
     ように評価しているかがわかる。理論上PBRが1倍未満になれば、会社を買収して、会社
     保有のすべての資産を個別に売却したほうがよいことになる。

               株価純資産倍率 = 株価 ÷ 一株あたり純資産額

2011年3月25日金曜日

生命保険と地震保険

3/25(金) 日経平均株価 9,536円で終了! 前日比 101円高

 昨夜のNYダウは相変わらず強く84ドル上げて、12,170ドルで終了した。それを受けて本日の日経平均も堅調に推移した。ニュースとしては、またここにきて原油価格が上昇しており、3/24日の石油情報センターの発表によると、レギュラーが全国平均で151.2円、前週比で2.7円の上昇となっている。また、灯油の店頭価格も18リットル1,666円で54円の上昇と厳しい状況が続ている。リビア情勢の混乱の影響等で原油価格の高騰が大きいため、この状況はしばらく続くとみられ、先行きの不透明さが価格に反映しているといえるだろう。原油価格高騰は、企業業績にマイナスに作用するため、早期の低価格安定を願いたいところである。

 ところで東日本大震災に関して、生命保険各社は被災して行方がわからず、死亡したとみられる場合、死亡保険金を支払う方針を固めたとのこと。遺体未発見でも保険金は支払われるということである。行方不明者は1万7,000人超に上っており、遺体が見つからないケースも予想されるためだ。生保業界は、死亡診断書などがなくても保険金の支払いに応じる異例の措置をとり、残された被災者らの生活再建を支援する考え。1995年の阪神大震災では、生保会社による保険金の支払総額は483億円だったが、今回はこれを大幅に上回り、過去最大規模になる見通しである。
 また、地震保険※についても支払いは額は1兆円程度と見込んでおり、過去最大規模となる模様。本日までに14万件の支払い請求があり、阪神大震災のときの6万5,000件、783億円の2倍を上回っている状態である。いかに今回の被害規模が大きいかがわかる。阪神大震災とは異なり、津波による家屋破壊の数が多かったといえるだろう。

 ※地震保険とは、火災保険に付加して加入するもので地震保険のみの加入はできない。地震や津波、噴火などによる住居の損害を補償対象としている。保険金額は、火災保険の30~50%の範囲で設定でき、建物は5,000万円、家財は1,000万円が上限となっている。地震保険の加入率は、2010年の全国平均で23%と決して高くない。しかし、今回の地震を受けて地震保険の問い合わせが殺到しているとの情報もあり、加入率もアップしていくと思われる。



   現在の投資状況  資産合計 343,922円   (104,078円の含み損)

2011年3月24日木曜日

大型上場

3/24(木) 日経平均株価 9,435円で終了!   前日比 14円安

  本日は材料にも乏しく、小幅な値動きに留まった。依然としてNYダウが力強く12,000ドルを保っており、日経平均も下げ渋りを見せているので9,500円付近で膠着状態となる可能性がある。今後、原発問題で特に悪材料が無ければ上げ下げを繰り返しながら、1万円に向かっていくものと思うのだか・・・。

 本日は、この1年のうちで「大型上場」と言われ、注目された銘柄を紹介したい! 
 まず第一生命であるが、生命保険会社は相互会社と呼ばれる会社形態が多く、上場している企業は数社で、また時価総額が1兆5,000億円、NTTドコモ以来の大型上場としてメディアでも報道された。
 次に大塚ホールディングスだが、言わずと知れた我が徳島発祥の企業で食品・製薬等いろいろな分野を手掛けており、注目度も高かった。
 最後に最近上場したカルビーである。上場日が運悪く、東日本大震災という日であったが、順調に株価を上げてきている。どの銘柄もそれぼど高額ではないので、配当・株主優待等興味のある人は狙ってみてはどうだろう!

                 
          (2011/3/24現在の株価)
証券コード 企業名 上場日 上場時株価現在の株価 
 8750第一生命 2010/04/01 160,000円129,300円
 4578大塚ホールディングス 2010/12/15 214,000円 201,900円
 2229カルビー 2011/03/11 222,100円 230,000円



          現在の投資状況  資産合計 343,922円   (124,078円の含み損)


2011年3月23日水曜日

調整日

3/23(水) 日経平均株価 9,449円で終了!  158円安

   昨日の400円高の反動で本日は調整日となった。原発問題も未だ収束をみない中、放射能の問題は、日頃われわれが消費する野菜や原乳にまで及びさらに周辺海域で獲れる魚についても危ぶまれている。とはいうものの、配当の権利取りや年度末のお化粧買いなどの需要もあるため、このままズルズルと下げていくという展開にはならないと思うのだが・・・。

   ところで、ここ最近の大きなニュースは間違いなく東日本大震災であるが、世界的にみてみると、リビア空爆のニュースも重要である。3/19に多国籍軍はリビア軍に対する軍事介入を開始、第一波の攻撃で、110発を上回る巡航ミサイル「トマホーク」を発射したとのこと。今回はあっさり軍事行動を開始したとの印象を受けたのだが、みなさんはどう思われるだろうか! 最近、民主化問題の報道を全く目にしないが、この流れを止めることはできないはずである。リビア問題は中東だけでなく、中国や北朝鮮も神経を尖らせているので、われわれもこの問題を注視していく必要がある。



    現在の投資状況  資産合計 343,922円   (121,078円の含み損)

2011年3月22日火曜日

NYダウ12,000ドル回復!

3/22(火) 日経平均株価 9,608円で終了!  前日比 401円高

 昨夜のNYダウは寄りつきから高く、終値で再度12,000ドル台に乗せた。日本時間の23:00に発表された2月の米中古住宅販売件数は、予想の511万件に対し488万件(前回は540万件)の結果となり数字は良くなかったにもかかわらず、力強い値動きであった。いや~、それにしてもダウは強い! ここのところリバウンド基調の日経平均株価であるが、上値は限定的であろう。
 今回の地震の被害総額は、20兆円ともいわれており、GDPの大きなマイナス要因となる。また、原発トラブルによる計画停電の実施が長期化する可能性があり、それにより企業業績に影響を与えることが予想される。これらのことから当面の上値は10,300~10,500円程度ではないかと推測する。
 よって、現在9,980円で2枚買い玉を保有しているが、10,300円辺りの水準までくれば利益確定を行いたい!


日経平均とNYダウの比較
 


       現在の投資状況  資産合計 343,922円   (88,078円の含み損)

2011年3月17日木曜日

米ドル史上最安値(円高)更新!

3/17(木) 日経平均株価  8,962円で終了!    前日比 131円安

 米ドル/円が3月16日(水)の海外市場でついに80円を割り込み、翌17日(木)のオセアニア市場で一時76.25円まで急落した。変動相場制に移行して以降の米ドル/円の最安値(円高)は1995年4月19日につけた79.75円で、今回、約16年ぶりの史上最安値更新(円高)となった。

 今回の地震の影響で、日本の生命保険や損害保険会社が保険金の支払いのため海外資産を売り、円に変えていること、その他の日本企業も手持ち資金の確保のため「外貨売り・円買い」を進めているといわれている。これについて与謝野大臣はロイターに対し、「事実と全く異なる。保険金を支払うにしても、国内にある円資産で十分過ぎる支払い能力を持っている」として、海外資産の売却のうわさはまったく根拠がないとコメント。
 またその他の要因として考えられるのは、投機筋の円買いや、79円台半ばに観測されていた大量のストップ・ロス・オーダーが行使されて急落したことや、さらに、欧州連合(EU)欧州委員会でエネルギー担当相のエッチンガー委員が「福島原発の事故は事実上、制御不能」と述べたことも「円買い・米ドル売り」の引き金になった可能性がある。

3/16~3/17 為替の推移


  
   現在の投資状況  資産合計 343,922円   (208,078円の含み損)

2011年3月16日水曜日

日経テストとFP3級試験

3/15(水) 日経平均株価 9,093円で終了!   前日比488円高

 ここ4日間でトータルで日経平均株価は2,000円ほど下げた。さすがにその反動で、本日はとりあえずリバウンドした形となった。しかし、再度原発で煙が上がるなど懸念は消えていない。報道によると、一部の外国人が出国し始めているらしい。原発の放射能漏れなどに不安を感じてのことだろう。株価が下げ止まる条件として、早期の原発問題の解決と具体的な政府の経済復興支援策が不可欠である。

           現在の投資状況  資産合計 343,922円   (196,078円の含み損)
 

   ところで、経済関連の勉強をしたい人には下記の2つの試験がオススメであり、まだ申し込みも間に合うので興味のある人はチャレンジしてみてはどうだろう!

日経テスト (例題)

 消費の現場で言われる「シックスポケット現象」のシックス(6)に当てはまるものを、下の選択肢から選びなさい。

     ①おばあちゃん
     ②任天堂
     ③紳士用スーツ
     ④バレンタインデー                  
                                            正解はこちら




 - 日経テストFP3級 試験
内容  経済知力を測る 資産運用についてプランの立案・相談
試験日  2011年6月5日(日) 2011年5月22日(日)
申込期間  1月17日(月)~4月28日(木) 2011年3月10日(木)~3月31日(木)
 受験料 5,250円 学科3,000円,  実技3,000円
主催  日本経済新聞社・日本経済研究センター 社団法人 金融財政事情研究会

             日経テスト   →   http://ntest.nikkei.jp/
             FP3級試験   →   http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/index.html

2011年3月15日火曜日

原発ショック!

3/15(火) 日経平均株価 8,605円  前日比 1,015円安

 「ライブドアショック!」、「リーマンショック!」に続いて、「原発ショック!」とでもいうべき私自身3度目の経験となる大暴落となった。この暴落の原因は、福島第1原子力発電所で発生した爆発事故でこの恐怖感から投げ売りが加速、日経平均は一時1,300円を超える下落となった。また先物についても同様に一時急落したため、サーキットブレーカー※発動された。国内勢だけでなく海外勢も投げ売り状態で、もう手がつけられない! 原発の問題が落ち着くまでは買いづらい状況となっている。近々IAEAから専門家が派遣されるということなので、早期の解決を期待したい。

 ※サーキットブレーカーとは、先物価格の急変動時に、投資者の不安心理を鎮め、冷静な投資判断を促すことを目的として、証券取引所が一定のルールに基づいて発動するもので、取引を15分間中断する。


 現在の投資状況  資産合計 343,922円   (268,078円の含み損)

2011年3月14日月曜日

パニック!!

3/14(月) 日経平均株価 9,620円で終了! 前日比 633円安

 地震の被害は予想以上で、被害を受けた地域も広範囲に及び全体の被害状況の把握も困難となっている。行方不明者の数が数万人との報道もあり、いったいどれくらいの被害が出ているのか見当もつかない。また海外でも今回の地震は大きく報道されており、特に福島県にある「原発の放射能漏れ」についての関心が高い。日本の原発技術のレベルは高く、地震時においても安全性は問題はないとの評価であったが、今回の放射能漏れによりその信頼性が揺らいでいる。被爆した人も数十人いるとのことで今後の対応を誤ればより深刻な事態になるだろう!

  この地震の影響で日経平均株価は大暴落した!  私もここまで被害が大きいとは予想出来なかったというのが正直なところである。ちょっと買いのタイミングを見誤ったかなという感じである!  阪神大震災のときの株価は、右肩下がりで下げ続けたが、当時の株価は19,000円台と高い水準にあり、近年これほどの大きな地震というのも経験がなく、インパクトも強烈だったのでずるずる下げるのも仕方がない状況であった。しかし今回は株価水準が高くなく、為替も円高なので下げは限定的との見方から買いに入ったのだが・・・。 果たして、今回の震災の経済的な影響は阪神大震災と比較してどっちが大きいのだろうか?

 ところで、本日の暴落により「追証※(おいしょう)」が発生した。今の市場はパニック状態であり、落ち着きを取り戻せば株価は10,000円はもとより、10,500円程度まで戻すことは難しくないと思っているので、損切りはせずに、ここは追加資金20万円入れて買い建玉を保有することにした。10万円の元手を使ってどれだけ増やしていけるかというのが本来の趣旨であったが、大震災という特殊な事情を顧慮し、投資手法も特例的に対処したい! 

 現在の投資状況  資産合計 343,922円   (103,078円の含み損)


※追証とは、追加証拠金のことで株価の値下がりにより必要な証拠金を下回ることである。もし入金しなければ、現在保有している建玉を強制的に決済されてしまうことになる。

 なお、地震について私には特に何もできないが、Yahooポイントで募金ができるということを知り早速募金を行った。ポイントで募金が出来るとは・・・。
(現時点で約49万人がYahoo募金をしており、7億5,000万円ほど集まっている。)

2011年3月12日土曜日

買い実行!

 3/12(土) 株式市場 休日

 昨日の地震は、マグニチュード9.0の国内最大規模ということで甚大な被害が出ている。一刻も早い被災者の救出、復興を望みたい! それにしても、つい先日ニュージランドで地震が起こったばっかりだというのに・・・。南海地震が起こる日もそう遠くないのかもしれない。
 
 株式相場の方でも、PTS(株式の夜間取引)やイブニングセッション(先物の夜間取引)において、地震の影響で軒並み暴落していた。そんな状況の中で、当初想定していた水準に達したこと、また、買い建てを行うことにより日本株上昇の願いを共有したいと思い取引を行うことにした。来週からの相場の巻き返しに期待したい!

   がんばれ日本!!

      3/14(月)付 売買 日経225先物mini 9月限 9,980円  2枚買い


 

2011年3月11日金曜日

再編加速!

3/11(金) 日経平均株価 10,254円で終了!  前日比179円安  (3月限 SQ概算値は10,286円)

 昨日のニューヨークダウは228ドルの大幅な下げ。しかし、ようやく12,000ドルを割った程度であり、まだまだ調整の余地がありそうだ。日経平均株価も地震の影響もあって大引け前に急落し、結局SQ値を下回る株価で引けた。SQ値を下回って引けた場合、株価は下を目指すケースが多いので今回もそうなると予想する!
  それにしても、日本の政治は混沌としている。外務大臣に続き、今度は総理自身が外国人献金問題の当事者となっており、野党は総理の辞任要求を求める考えである。もっとも株式相場についていえば、管総理が辞任した方が投資家は歓迎するはずである。。政策の実行力が伴わず支持率の低い総理では投資家も投資する気持ちにもなれないからだ。蓮舫総理誕生なんて展開にでもなれば株価は上昇するかもしれない。(そんなサプライズはまずないだろうが・・・。)

 先日の新日鉄と住友金属の合併ニュースも驚いたが、今度は東証と大証の経営統合のニュースが飛び込んできた。そういえば、ロンドン証券取引所が米ナスダックの買収を検討しているとの報道もあり、株式市場の国際的な競争の生き残りをかけた戦いがすでに始まっている。
 東証は現物株取引で9割以上のシェアを握っており売買代金は世界第4位、一方の大証は日経平均先物などのデリバティブ取引で5割のシェアを占める。東証はこの秋に上場を予定しているため、この調整をどうするのかがポイントになりそうである。



- 
 東京証券取引所大阪証券取引所 
 取引商品 現物株が中心。 指数先物・FXが中心。
 運営市場 東証1・2部、東証マザーズ 大証1・2部、ジャスダック
 2010年実績 株式売買代金で世界4位
(310兆円)
 デリバティブの取引高で世界15位
(1億9,600万単位)
 時価総額 推定2,000億円弱約1,200億円 
 自社株の上場 今秋にも上場予定ジャスダックに上場 
 本社の場所 東京・日本橋兜町大阪・北浜 

 
 余談であるが実は以前、私は両方の取引所の見学をしたことがある。東証は確かに規模は大きくキレイで、よくTVで見かける価格ボードを目の前にしてちょっと感動したことを覚えている。ただ見学できる資料等はそんなに多くなく期待はずれで、何より「鐘」を鳴らしたかったのに出来なかったのが心残りである。大証の方は一つの部屋にコンピューターが並んで数人が作業しているといった感じで見学するほどのものではなかった。
 見学してみての印象は、いかに普段PC上で充実したツールを使っているのかを実感した。特に楽天証券の取引ツールである「マーケットスピード」は両方の取引所の情報を表示でき、いろいろな機能があり、自分の好みにカスタマイズできるため、どのネット証券会社がいいか迷っている方にぜひオススメしたい!

2011年3月10日木曜日

J-REITについて

3/10(木) 日経平均株価 10,434円で終了!   前日比155円安

 予想どおり株価は下げてきたという展開。このような世界情勢の不安定や原油の高騰また国内政治の混乱などの状況において、今まで10,500円~10,900円のレンジで変動していたことが不思議であった。本日再び10,500円を下回ったことで、いよいよ10,000円に向かうものと思うのが・・・。

 最近の注目を集めているのがJ-REITである。昨年、日本銀行が500億円程度のJ-REITの買い取りを決めてから、J-REITの売買代金は増加し、J-REIT指数も上昇している。2000億円以下で低迷していた月間売買代金も昨年11月に3000億円超、その後2カ月は4000億円を超え、取引も活発化している。
 J-REITの特徴として、ほかの金融商品と比べて高い分配金利回りという点が挙げられる。10年物国債の金利が1・3%程度であるのに対し、J=REITの平均的な分配金利回りは4~5%のためこの低金利の時代では魅力的な投資対象となっている。


 J-REITの仕組み 


 J-REITの詳細情報 →  http://www.japan-reit.com/page/data-top.html

2011年3月9日水曜日

都市型コンパクトマンション

3/9(水) 日経平均株価 10,589円で終了!   前日比64円高

 昨日のニューヨークではバンク・オブ・アメリカが長期的に税引き前利益が年間約400億ドルに拡大するとの見通しを示しことや、原油価格の下落を受けて124ドル上昇。今日の日経も安定した値動きであった。しかし、ここのところの世界情勢や国内政治を考えると安易に買いから入るというわけにはいかない。週足の26週移動平均線を見ると10,080円付近で反発が予想されるため、その水準まで下げてくるのを待ちたい!

 ところで最近、首都圏でマンション販売が増えているそうである。購入者で目立つのは独身女性らしい。以前は年収1,000万円程度の人が購入の中心であったのだが、現在は年収700万円程度の人が購入している。その影響で、ゼネコンのマンションの工事受注が復調しており、上場ゼネコン主要8社の2010年度の受注高は、前年比16%増の8,000億円になる見通しで、1LDKの間取りの「コンパクトマンション」と呼ばれる中小規模の物件が増えている。
 写真を見ると確かにキレイな設計で住んでみたい気持ちになる。やがて、徳島にもこの流れがくるのだろうか!


 

                         
   

2011年3月8日火曜日

景気は上向き?

3/8(火) 日経平均株価 10,525円で終了!  前日比20高

 昨日内閣府から発表された、今年1月の景気動向指数(CI※)は、輸出が持ち直し、企業の生産や雇用に関する指標が改善したことから、景気の現状を示す指数が3か月連続で上昇した。
 景気動向指数は、指数が前の月を上回れば景気は上向き、下回れば下向きと判断される今年1月は、景気の現状を示す「一致指数」が、平成17年を100として106.2で、前の月を2.5ポイントと大幅に上回り、3か月連続で上昇した。この発表もあってか本日は安定した値動きであったが、外務大臣が辞任するなど国内政治が不安定であるため、なかなか日本株に手を出しにくい状況であろう。
 
 景気動向指数とは、景気全体の動向を知るための指標のことである。
産業、金融、労働など経済のあらゆる側面を網羅した29項目の景気指標を基に指数を算出している。景気動向指数は景気を先取りして動く「先行指数」、景気と並行して動く「一致指数」、景気に遅れて動く「遅行指数」に大別される。現在、内閣府が公表をしている。



 - 先行指数一致指数 遅行指数 
 1 最終需要財在庫率指数 生産指数(鉱工業) 第3次産業活動指数
(対事業所サービス業)
 2 鉱工業生産財在庫率指数 鉱工業生産財出荷指数 常用雇用指数(製造業)
3 新規求人数(除学卒) 大口電力使用量 実質法人企業設備投資
(全産業)
 4 実質機械受注
(船舶・電力を除く民需)
 稼働率指数(製造業) 家計消費支出
(全国勤労者世帯、名目)
 5 新設住宅着工床面積 所定外労働時間指数
(製造業)
 法人税収入
 6 耐久消費財出荷指数 投資財出荷指数
(除輸送機械)
 完全失業率
 7 消費者態度指数 商業販売額(小売業) -
 8 日経商品指数(42種総合) 商業販売額(卸売業) -
 9 長短金利差 営業利益(全産業) -
 10 東証株価指数 中小企業売上高
(製造業)
 -
 11投資環境指数(製造業)  有効求人倍率
(除学卒)
 -
 12 中小企業売上げ見通しD.I. - -



※コンポジットインデックス【composite index】
生産や雇用など経済活動に重要で敏感な指標をもとに、前月と比較した各指標の変化量を合成計算し、ある年を100(基準年)とした比較値を表示して景気の動向を見るもの。

2011年3月7日月曜日

材料出尽くし!

3/7(月) 日経平均株価 10,505円で終了!  前日比188円安

 米雇用統計の数値がいいとの予想で前日に大きく買われたこと、さらに原油価格上昇の影響もあって金曜のダウは反落。それを受けて本日の日経平均も大幅な下げ。ここのところの値動きは荒っぽい。東証1部銘柄の82%が値下がりし、値上がりは13%。出来高は22億463万株、売買代金が1兆4156億円。
 チャイナマネーが世界中で旋風を巻き起こしているが、一部日本にも資金が流れており昨年4~9月に東京電力やJXホールディングスなど新規で16銘柄を買っているとのこと。
 
 その投資行動とは、
  ●時価総額1兆円超の株が標的
  ●保有総額の上限は2%程度
  ●いったん買い始めると、2%台まで買い増す傾向が強い
  ●大量保有報告書の提出義務がある5%超の保有はしない

 今以上に値下がれば、どんどんチャイナマネーは買ってくると思われるため、下値は限られているかもしれない。1万円程度が下値のメドかもしれない。
 
                               
                                       3/4(金)の夜に発表された、米雇用統計の結果

予想  結果
非農業部門雇用者数変化-2月 
 19.6万人
 19.2万人
 失業率-2月
 9.1%
 8.9%










 

2011年3月4日金曜日

権謀術数渦巻く世界

3/4(金) 日経平均株価 10,693円で終了!   前日比107円高
 
 昨晩のダウ上昇の影響で朝方は買われたが、さすがに後場に入り上げ幅縮小した。 それでも107高で終了ということで、週末とはいえ結構強かった。米株上昇の要因となった週間新規失業保険申請件数は前週比2万件減の36万件と、2008年5月末以来の低水準にまで改善した。

 それにしても今週は、
         2/28    97高 ↑
         3/01  129高 ↑
         3/02  261安 ↓
         3/03    93高 ↑
         3/04  107高 ↑
 2日で200円上げて、1日で260円下げ、また2日で200円上げるとは。なんという相場だ。本当に注意して取引しないと振るい落とされる。まあ権謀術数渦巻くこの世界だから仕方ないことだが・・・。

  さて、今夜の米雇用統計、来週のSQどういう展開になるか楽しみである。

 ところで、本日は私が現在取引をしている日経225先物について説明したい。
日経225先物取引とは、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪証券取引所等に上場されている。TOPIX先物取引、日経225オプション取引と並んで、日本を代表する株価指数を原資産とするデリバティブ取引であり、取引単位は指数の1000倍となっている。。
 
 通常、株式を購入する場合にはその銘柄の売買価格(参考 3/3現在、ソフトバンクを購入するには、340,000円)の資金が必要であるが、日経225先物の場合には、一定額の証拠金を入れることにより取引が可能となる。。この証拠金はSPAN証拠金といわれる計算方法で算出され、大阪証券取引所から毎週発表される。ちなみに現在の必要証拠金は300,000円程度で日経平均株価10,580円×1,000=10,580,000円の取引が行える。レバレッジは約35倍となっている。また、日経225先物miniはその10分の1の取引なので、30,000円の証拠金で1,058,000円の取引を行っていることになる。また、通常の日経225先物のことを「ラージ」、日経225先物miniを「スモール」と呼ぶこともある。

 日経225先物の注意点として、証拠金取引のため損失が拡大すれば、追加の証拠金(追証-おいしょう)が必要となる。また、取引の期限があって、3月,6月,9月,12月の第二金曜日が満期日(SQ)に設定されており、これらを限月(げんげつ)取引という。

 よくニュースなどで「先物主導で買われ(売られ)…」というのはこれら一連の取引による現象を表したものである。

2011年3月3日木曜日

上か下か

3/3(木) 日経平均株価 10,586円で終了!    前日比  93円高  

さすがに昨日の爆下げの反動なのか本日は戻した。上か下かどっちに行くか予想のつかない展開だ。明日の夜には米の雇用統計が控えているし、来週はSQのため慌てて参加することもないかな。

 
 ところで、昨日の日経新聞によると、証券会社の数が減っているそうである。中でも中小証券の廃業が目立っている。ほとんどの証券会社は日本証券業協会に加盟しているが、2010年度末時点で5年ぶりに300社を割り込む予定。個人投資家の売買はネット証券に移行しており、また、自己売買においても、外資系証券などのコンピューターを駆使した高速売買に太刀打ちできなくなったことが原因らしい。

 確かに証券会社の窓口で株式を購入すると手数料が一回につき3000円程度かかる。これに対し、ネット証券では一回500円程度。またネット証券ではいろいろな手数料コースがあり、一日何回取引しても手数料は一定というデイトレードをするにはビッタリの一日定額制というのもあり利便性は高い。

 300社か・・・ちょっと多いような気もするなあ!ネット取引が普及し始めたのがしたのが2004年頃、 むしろ今までよく検討した方じゃないかと・・・。


SQ(Special Quotation)
 株式先物取引や株価指数オプション取引の最終決済を行うための価格(=清算指数)のことをいう。満期日前に反対売買による決済を行わない時の、清算価格として使用される。
 株式先物取引は、3、6、9、12月のそれぞれを限月とする商品(3、6、9、12月の5限月取引制・最長1年3カ月)が取引されているが、各限月の取引最終日の翌日に、特別清算指数が算出される。

2011年3月2日水曜日

あらら・・・

3/2(水) 日経平均株価 10,492円で終了!  前日比 261円安

昨夜「売り建て」するかどうか迷った結果、まだ早いとの判断で見送った!
テクニカル指標等を見ると下げるという確信が持てなかったためである。

 が、しかーし・・・

どういうこっちゃ、この爆下げは。どうやら中東情勢に加えて、週末に米国雇用統計などいろいろなイベントを控えているため買いづらい展開らしい。

この下げ方を見ると調整は少々長引くかもしれない。しばらくは様子見ということで、次は「買い」から入ってみたい!

2011年3月1日火曜日

予想外に・・・

3/1(火)  日経平均株価 10,754円で終了!    前日比  129円高

まさか、ここまで強いとは・・・。これで騰落レシオも118となった。

ん~、今夜のイブニングセッションが楽しみである。状況によっては、「売り建て」を
行うかもしれない。一体、どこの資金が日本株を買っているのか分析が必要だ。

最初の取引

2/18日の時点で騰落レシオが120を超え、上値の重い状況が続いており、中東のデモの影響で経済情勢の不安定が懸念される中、ここは「売り」時と判断し売り建てを行う。

その後、予想どおり株価は下落し、チャート的にもそろそろ調整のメドかなということで、2/24「買い戻し」を実行。


2/18(金) 日経225先物mini 6月限 10,780円  1枚 売り

2/24(木) 日経225先物mini 6月限 10,340円  1枚 買い


               440円×100=44,000円
                  手数料39円×2=78円

                       合計43,922円の利益


現時点での資産合計 143,922円

10万円からスタート!

 前年まで「楽天証券」にて先物の取引を行っていたが、手数料の安さとFX取引の利便性を考慮し、今年新たに「クリック証券」に口座を開設し取引を開始した。
 今後は特に断りのない限り「クリック証券」での取引について掲載する。

 投資元本は10万円

これを今年中に3倍の30万円にすることを目標とする!! 
行う取引は「日経225先物mini」「FX」の予定だが「日経225先物mini」が中心となるだろう。

 投資方針では、「騰落レシオ」「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」のテクニカル分析に加え、ファンダメンタル分析を加味して行う。

取引内容は随時公開していくとともに、投資に有益な情報も合わせて掲載していく予定である。