本日、原発事故の深刻度の基準をレベル7と変更したことを受けて、東京市場は朝方から低く始まり、結局先週金曜日の177円上げを帳消しとする164安で引けた。
全体の放射能の量は、チェルノブイリの10分の1程度とのことであるが、いまだ、収束のメドが立っておらず、現在作業は進行中であり、被害が拡大する懸念もあるため売られるのも無理はない。またここ数日、地震活動も活発化しており、その点も投資マイナスマインドを冷やす形となっている。一旦、悪材料が出始めると続く傾向にあり、もう少し日経平均株価は下げるかもしれない。いよいよ、辛抱の時である。含み損となって1カ月、当初は日経平均が10,300円程度で利益確定との方針であったが、ここのところの状況を考えると、9,800円~1万円あたりで、一度ポジションを整理した方がいいかもしれない。
ところで、昨日IMFより世界経済の見通しが発表されたので、その内容を掲載しておく。日本は前回1月時点より0.2ポイントマイナスの1.4となった。原発や電力不足の問題が長引けば更なるマイナスもある。
- | 2011年 | 2012年 |
世界 | 4.4 | 4.5 |
日本 | 1.4 | 2.1 |
米国 | 2.8 | 2.9 |
ユーロ圏 | 1.6 | 1.8 |
中国 | 9.6 | 9.5 |
インド | 8.2 | 7.8 |
ブラジル | 4.5 | 4.1 |
ロシア | 4.8 | 4.5 |
現在の投資状況 資産合計 343,922円 (84,078円の含み損)
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