2011年4月6日水曜日

米国債務

4/6(水) 日経平均株価 9,584円で終了!  前日比31円安

 本日はプラス圏とマイナス圏を行き来し乱高下する展開となった。注目すべきは為替相場の動向である。6日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の金融緩和策が早期に終息に向かう可能性が一層高まったとの見方を背景に続伸し、昨年9月以来、約半年ぶりに1ドル85円台を回復した。
 5日に米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した、3月15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録からは、インフレ注視の姿勢が明らかになった。このため、「金融緩和策の出口が見えてきた米国に比べ、当面は金融引き締めが望めない円が『最弱通貨』として売られている」という。本当に為替の動きは早く油断できない。FX取引をしている人は、ゆっくり眠っている時間などないだろう。
  また、ユーロ円も上伸。市場関係者の間で、欧州中央銀行(ECB)が7日の定例理事会に続いて今後も利上げを行うとの見方が広がったことで、ユーロ買いが進んだ。現在は1ユーロ=121.70~121.80円で推移している。

 ところで、3/31付ブルームバーグにJPモルガン・チェースのCEOがワシントンで開かれた米商業会議所のイベントで、債務の法定上限を放置すれば大問題になるとの警告を示したとの記事を見つけたので掲載しておく。もし、米国の債務不履行という事態になれば、経済は大混乱することは間違いない。1,180兆円というと現在の日本の債務がおよそ1,000兆円、あとはどれだけの流動性のある資産を保有しているかという問題であるが・・・。この前、対談を紹介したジム・ロジャース氏も米国経済に懸念を示しており、日本はもとより、今後の米国債務の行方にも注意が必要である。

3/31付 ブルームバーグ  
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=abKsiJTR0nmg

     現在の投資状況  資産合計 343,922円   (75,078円の含み損)

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